アイコム  IC−2310 送受信改造方法


改造後の周波数範囲
138.000〜173.995MHz   TX/RX
300.000〜378.995MHz   RX
400.000〜478.995MHz   TX/RX

作業工程

  1. 本体の上・下のケースをはずし、フロントパネルを止めてあるビスもはずします。
  2. フロントパネルの裏側に改造ポイントはあります。
  3. 改造ポイントは、CPUとリチューム電池の側になります。この時にリチューム電池を外さないといけないので注意して外してください。
  4. まず、リチューム電池の右上にシルク印刷されている、D13.D14.D17.D18のダイオードを外します。
  5. 次に、D13のランドから、リチューム電池の下にある、ランドの2本のダイオードを増設します。(下記の図2を参考に)
  6. この時に、リチューム電池の下のランドは、チップ部品が多いので、半田付けは十分に注意してください。(他の部品とショートしないように)
  7. 改造後は、CALL+モニター(SQLのボタン) キー を押しながら電源スイッチをONしてください。
  8. ケースを元に戻して作業完了です。

改造ポイント(図1) 改造ポイント(図2)

オートリピーター コマンド
この改造により144MHzと430MHzのクロスバンドリピーターが可能になります。
設定方法は下記の通りです。
まず、144MHzと430MHzのそれぞれの周波数を設定してください。
次に、DUPを押して、同時送受信モードにします。
次に、SPT表示が点灯します。
BANDとLOCKキーを押します。
SPT表示が点滅を始め144MHzと430MHzの表示が交互に表示されます。
これが、リピーターモードです。
これを解除するときは、LOCKキーを押せば、解除になります。
注意 アマチュアのバンド外で、電波が出ますので、くれぐれも、ダミーロード等を使って、実験はしてください。
     外部アンテナ等をつけて、使用しますと電波法にふれますのでご注意ください。
     当改造によって、違反又は、改造ミス等による、損害は当社には責任はありませんので、自分の責任で
     作業は、行ってください。

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